花と陽気で上機嫌d(^O^)b

今日は昼から雨で、夕方からはかなり強く降る、という予報が出ています・・・(-_-;)

京都の桜は、名所の桜はほぼ散り始めていますが、これから、八重系や御室桜など遅咲きの桜のシーズンに入ります。京都の桜は「ソメイヨシノ」だけではないので、いろんな品種の桜が、時期をずらしながら咲くので、けっこう長く楽しめるんですよd(^O^)b

エコ通ステーション窓口スタッフのエコ助で〜す

さて、このところの陽気で、桜の開花から一気に桜が咲き乱れた感がありますが、先週は暖かい日が多かったですね。

先週の暖かいある日の事です・・・。

来店されるお客さんは、み〜んなにこにこ顔でした・・・。やはり、天気で暖かいと、それだけで、み〜んな機嫌がよくなるんだな〜・・・と思わせるよ〜な日でした・・・。

かと言って、それぞれの事情を抱えて、ご自分の人生を必死にもがいて頑張っているんだろうな〜・・・とも思いました・・・少し生意気かもしれませんが・・・^_^;

そんな日々の束の間、よい天気と暖かな陽気に、ちょっとだけ機嫌がよくなって・・・っと思うと、「人間」って・・・本当に健気(けなげ)なんだな〜と、思わずにはいられませんでしたよ・・・。

まだ、先週は、桜も何とか保っていて、まだまだ市内は華やかでした。それもあって、ますますみ〜んな機嫌がよくなって、にこにこしていたんでしょ〜ね〜・・・・。

エコ通のお客さんのOさんって〜美容師さんは、時々美容室の上司に指示されて、市内の銀行に「お使い」に行くのですが、冬の間中「寒いのに〜・・・お使いはいややな〜」とか、ぶつぶつ言いながら自転車に乗って、街中に出て行ってました・・・。

ところが、その日はにこにこしながらやってきて「お使いに行くんやけど、今日は暖かいし、自転車に乗れるのがとても楽しみやな〜・・・」とにこにこしながら出かけて行きました・・・。

すると、すぐに戻ってきたので「えらい早いですね〜・・・せっかくのよい陽気なのに」と言うと・・・。

「そうやねん。いつも行き帰りに赤信号で停められる四条烏丸の交差点の信号が、今日は行きも帰りも青やったん・・・・」

「こんな天気の良い日に限ってですか?」
「そ〜、こんな陽気の日に限って・・・」

と、ぼやきながらも、にこにこしながらお店に戻って行ったのでした〜・・・・d(^O^)b

東寺「春の特別展」

京都市内では、やっと桜が満開を迎えようとしていたのに、先週末は雨が降り続いて「菜種梅雨」となりましたね。皆さんは、それでも、週末何とかお花見行かれたのでしょうか?

今朝、城陽市から自転車で、エコ通に通勤バイクで来られた常連のお客様は「エコちゃん、昨日は八幡の背割りの桜を観に行ったけど、満開だったよ」と言われてました〜・・・d(^O^)b

今日は雨も一休みでしたが、明日は一日中雨が降り続きそうですね・・・(-_-;)花散らしの雨にならねければよいのですが・・・・。

さて、エコ助のラン仲間のSさんから頼まれて、今回は「東寺の春の特別展」のご案内をさせていただきますねd(^O^)b

東寺は、言わずと知れた、平安時代初期、唐から真言密教の教えてもって帰られた、弘法大師空海さんのお寺として有名です。かって平安京の玄関口であった「羅城門」の東にあるので「東寺」と呼ばれていますが、正式には「教王護国寺」と言います。

平安京が作られた当時から、その場所を変えてないお寺なので、平安京の地理を推定する際の基点とも言われ、平安時代からの様子をそのまま、今に伝えています。

つまり「東寺は当時から東寺だった」・・・って〜わけですね^_^;

特に、55mという日本一の高さを誇る五重塔は、新幹線からもよく見えるので、京都のランドマークタワーとして、他所から来られた方にとっては、京都を象徴する建物でもあります。

ただし、この京都のランドマークタワーについては「京都タワー」を揚げる人も多く、一部の人の間では、京都のランドマークタワーは「東寺の五重塔」か「京都タワー」かで、論争となっているそうです。エコ助は断然「東寺五重塔派」ですけどね・・・^_^;

さて、その東寺では、春と秋に特別展が開催されていますが、今年の春の特別展は、3月20日に開会し、5月25日まで開催されます。

今回の宝物館のテーマは「後七日御修法(ごしちにちみしほう)−弘法大師空海の宝物」で、真言宗の最重要法要行事の「後七日御修法」で使用される、密教法具などが多数展示されています。

一般にはあまり知られてない行事ですが、空海さんが唐から持ち帰った様々な密教法具は、密教マニアの間では、垂涎の的となっている超人気の国宝なんだそうです・・・。

ネットの画像

五重塔がそびえるエリアにある常設の金堂・講堂エリアと、修復が終わって三年ぶりの公開となった塔頭寺院の「観智院」それに宝物館、それぞれの拝観料が各500円ですが、共通割引チケットだと3カ所拝観できて1000円だとの事です。

尚4月28日からは、五重塔の初層が公開されるので、それ以降は、閉展の5月25日まで、共通チケットは1300になるそうです。

ちなみに、昨日、エコ助は朝ランで、東寺に行ったのですが、有名な東寺の不二桜は、今丁度満開でしたよd(^O^)b

個々人の桜の標準木

今週に入って、急激に気温が上がって、一足飛びに春に突入した感じですが、おかげで、これまで開花が遅れていた桜が一斉に咲きだして、いきなり街中に桜の花が現れたよ〜な感じになりました〜・・・d(^O^)b

エコ通ステーション窓口スタッフのエコ助で〜〜〜す

これまでの開花遅れを、一気に挽回する勢いだから、非常に慌ただしいムードですね・・・。まさに「アンチのどけからまし状態」です・・・。

この「アンチのどけからまし状態」とは、有名な在原業平の歌「世の中に たえて桜のなかりせば 春の心は のどけからまし」から派生したエコ助用語で「心がのどかで平穏でない状態」の事を表現しているのです・・・^_^;

昨日の通勤ランで撮った桜の画像ですか、往路では六角堂の桜を観察し・・・。

帰路では・・・・二条城のお堀端の桜↓

二条駅前の、枝垂れ桜(丸山公園の桜の孫桜)↓

千本三条角の立命館法科大学院の桜↓

壬生寺境内の桜・・・↓

光徳公園の桜↓

などなどの桜を観ながら、通勤ラン帰路を走ったのでした〜・・・・d(^O^)b

平均すると、全体で、三分から五分咲き、って〜ところかな〜・・・。

週末の予報が雨っぽいので、見頃は週明けぐらいになるかも・・・。

ところで、エコ通ステーション内でいつも流れているFMのαステーションで、しきりに言ってましたけど、気象庁開花宣言をする際、その地方の桜の「標準木」って〜奴があって、京都の場合は二条城の桜が、その標準木なのだそうです・・・。

その二条城の標準木が、開花したのが、先週の金曜日だったかで、平年より3日遅く、昨年より8日遅かったのだとか・・・。

それはいいのですが、気象庁の標準木は置いといて、実は個人個人にも、その人の「標準木」って〜ものがあるはずだ、って〜話しがありました・・・。

通勤の行き帰りとか、朝夕の散歩の時だとか、あるいは大切な思い出に関わる桜とか、個々人にとって、気になる桜の標準木があって、その標準木の開花状況が実は個人にとって一番大切なのではないでしょうか・・・。

エコ助の場合は、殺した女を埋めた土から生えてきた桜の木で、その桜の花びらは血のような赤い色をしていて・・・・って〜のは勿論「BJ(ブラックジョーク)」ですよ・・・^_^;

そう言われれば、自分の人生を思い返してみるに、ひとつ思い浮かぶ桜の木があります・・・。

それは、一人暮らしを始めた当初、独りぼっちで、缶び〜るを飲みながら観ていた「花のホテル」の庭の枝垂れ桜・・・です。

家族が恋しいとかじゃなくて、とにかく、休日の昼間に、一人で過ごすことにまだ慣れてなかったのでした・・・(-_-;)

下手をすれば、一日中誰とも話をしないままに、一日が終わってしまう・・・そんな休日を過ごしてた頃のことです・・・。

しかし、残念なことに、その「花ホテル」は閉鎖され、建物も解体され、桜の木も消えのたのでした・・・・(-_-;)

よって、今は存在しない桜の木であるから、これは標準木にはなれないのです・・・(-_-;)

で、そこでお聞きしたのは・・・「皆さんにとっての、桜の標準木は?」って〜ことなのですが・・・。ど〜でしょ〜か?d(^O^)b

女性を褒めるセンス・・・。

なかなか暖かくならないですね〜・・・・(-_-;)桜の開花宣言を、今か今かと心待ちにしているエコ通ステーション窓口スタッフのエコ助で〜すd(^O^)b

三寒四温の時節とは言いながら、寒い日ばかりが続いているよう気がしますね〜・・・。「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言われますが、京都や滋賀の場合は、三月末に冷たい風が吹く「比良八講荒れ終い」を持って冬は完全に終了する、と言われています。

昨日今日が、まさにその通りの「比良八講」の冷たい風が吹いています・・・。ということは、明日からはいよいよ本格的な春が訪れて、桜の開花宣言も、も〜間近、って〜ことですかね〜d(^O^)b

さて、そんな春本番を前にして、エコ助は先日近所の散髪屋さんに、髪を切ってもらいに行ったのです。

そして、その翌日、エコ通Sの窓口に坐っていたら、近所のイタリア料理店の「パスタ担当」の「くるみちゃん」がやってきました・・・。

彼女は、20台中ごろの若い女性なのですが、小さな子供がいて、大きなママちゃりでE通に駐輪しにやってくるのです・・・。

彼女とは、よく話をするのですが、くるみちゃんが駐輪を終えて、エコ通Sを出る時「今日も頑張ってくださいね!」と声をかけると「は〜い!エコちゃん、頑張りま〜す!」と元気よくエコ通Sを出て行くのです・・・。

で、その日もくるみちゃんがやってきて「散髪されたんですね〜」と意外な事を言うので、「え!なんでわかるん!うちの母親でさえ、分からへんかったのに?」と反応すると「ふふふ、なかなかえ〜感じですよ」と言いながら出て行ったのでした・・・。

彼女は、時々男性の心をくすぐるよ〜な事を言いますね〜・・・。

これは、多分天性の才能なんでしょうかね〜・・・。でも、女性にこんな事を言われて、男としては悪い気がするはずもなく、「調子え〜ことゆ〜な〜、くるみちゃん!」と思いながらも、にやにやしたエコ助なのでした・・・^_^;

さて、そこでエコ助は思ったのです。「僕だって、お客さんに、あんなことを言えば、けっこうお客さんに喜んでもらえるかもな〜・・・・」と・・・d(^O^)b

で、そのアトに来られた、女性ランナーのYさんの印象が、いつもと少し違っていたので、「Yさん、髪形を変えられましたか?」と、言ってみたのでした・・・・。

「・・・あのな〜髪を下げただけやし・・・。何なん、気色悪いがな・・・熱あんのんとちゃうか〜?」とぼろくそに言われたのでした〜・・・とほほ(-_-;)

ふ〜やはり、僕には、くるみちゃんのよ〜な「異性を褒めるセンス」はないのか〜・・・・と気付いたのでした・・・(-_-;)

さて、それから数日後の事です・・・。

そのくるみちゃんが、再び駐輪に来た時、くるみちゃんの髪型が、少しいつもと感じが違っていたので「くるみちゃん、寝坊したの?よっぽど急いで来たんですね〜・・・。髪に寝ぐせがついたままやですよ」と、何気なく挨拶代わりに、話しかけたのでした・・・・。

すると、くるみちゃん、ちょっとむっとした顔をして「ひどい!一生懸命ブローしてきたのに、失礼やわ!」とまたまた怒られたのでした・・・(-_-;)

やっぱり、エコ助には、女性を褒めるセンスが、全くなさそうです・・・とほほ(-_-;)

(続)ミスターせばっしゃん ハズ ゴーン!

ある日彼に・・・「あ〜、ミスター セバッシャン ドゥ ユー ノウ ダッタ・・・」と切り出したのでしたた・・・。

「ミスターせばっしゃん、このお店とゲストハウスが今年の7月20日に閉館となる件を、あなたは知っていますか?」

「あ〜、ミスターイマイ(エコ通Sの理事長)に聞いたよ・・・。でも、理由は聞いてない・・・。閉館しなくちゃならない理由は何なんだ?」

「はい、この建物の老朽化がひどくてね〜・・・。それで、この建物は壊されるんだそうです」

「そ〜か、それは仕方ないな〜・・・。」

「・・・」

「ミスターエコ助、確かにそれは仕方ない・・・。でも、俺はとても寂しいよ・・・。だって、ここはスタッフもみんなフレンドリーだったし、清潔だし、他の宿泊者も、アジア人が多かったが、若い人達が多くて、エチケットをよく守る客ばかりだったし・・・・」

「そ〜ですか・・・。そ〜言っていただくと、とても嬉しいです・・・」

「近所に御所も鴨川も二条城もあり、毎朝のウォーキングに行く場所にも事欠かなったし・・・」

「そうですね〜、あなたは、毎朝歩きに行って、そして僕がディ ジュー エンジョイ ユア ウォーキン?と声をかけると、イエス!サンキュと陽気に応えてくれて・・・」

「そ〜なんだ、そうやって、毎朝、にこにこ挨拶して、ひと声かけてくれる君がいたからこそ、俺はここが好きだったのかもしれないよ・・・」

「ははは、それは嬉しいですが、それは多分かいかぶり過ぎだと思いますよ」

そんな会話をして、昨日、つまりチェックアウトの前日、僕はさらに、彼に確認したのでした・・・。

「あなたは、昨日Nリーダーにチェックアウトは午後1時でよいか?と聞いたらしいですが、Nリーダーから、それは別に構わない、て〜伝言がありましたよ・・・。で、その時、あなたがレンタルしていたロッカーのカギを返して欲しいんですが・・・」

「ミスターエコ助、そのコトなんだが、俺は、このホテルが閉館する夏までに、も〜一度ここに戻って来ようと決めたんだ・・・。多分5月頃になりそ〜だけど・・・。その時まで、ロッカーの契約は継続したいと思うのだがど〜だろ〜?」

「それは、構わないですが、それであなたに不都合はないのですか?」

「確かに、往復したりする経費は増えるけど・・・それ以上に、このホテルは僕にとっては特別な場所だったからね〜・・・。悪いけど、チェックアウト前に、君のデスクに行くから、継続の手続きをしてもらえるか?」

「あ〜、勿論それは歓迎すべきことですよ。僕は12時までのシフトですから、それまでには来られます?」

「あ〜、帰国の準備をして、必ず君のデスクに行くよ」

「はい、わかりました。お待ちしてますよ」

でも、結局彼は、僕のシフト終了の時までに、窓口に姿を見せなかったのでした・・・(-_-;)

午後の引継ぎのスタッフが来たので、「多分、ミスターセバッシャンがチェックアウトの時に、ロッカーの契約の継続の手続きに来ると思いますので、よろしくお願いします」と告げたのでした・・・。

「あ、それと、彼に伝えて欲しいことがあるんですけど・・・。毎朝、4階のフロア(ゲストハウスのフロア)のゴミ箱の回収に行くと、カンパリや、清酒や、酎ハイや、スコッチの瓶があったけど、ちょっと飲み過ぎだと思います・・・と伝えて欲しいんですが」

「それに、あなたが毎晩、お酒を飲みたくなる気持ちはよ〜くわかります・・・。特に離婚したトモ子さんとその息子さんの事を思うと、それは飲みたくもなるだろ〜と思います・・・。だから飲むな、とは言いませんが、少し控えた方がよいのでは・・・」

「それと、あなたは、ウィスキーを飲みながら、ツナ缶をあてにする習慣があるようですね・・・。それはいいのですが、僕はその回収時の臭いに、毎朝苦労しましたよ・・・と、彼に付け加えて伝えて欲しいんですけど・・・」

「エコ助さん、そんな細かい話は、むしろ直接された方がえ〜のでは」
と、その引継ぎスタッフの人に言われたのですが、僕はこ〜応えたのでした・・。

「それはそ〜かも知れませんが、きっと帰国の準備が大変なんだと思います。今回は大量に古着物や古書を仕入れていましたから・・・。」

「で、最後に、さらに彼にこう伝えて欲しいんです。五月にあなたがが帰ってくるまで、どんなことがあっても、僕はこの窓口であなたの事を待っているから、必ず帰って来て下さいね!・・・とね」

「わかりました・・・。」という、引継ぎの人の言葉を聞いて、エコ通Sをアトにしたのでした・・・。

「ホテルの窓口スタッフは、フレンデリーでありながら、いくら気の合うお客様であっても、必ず一線を引いて、ドライかつクールに対応すべきなんだろうな〜・・・。

そ〜ゆ〜意味では、僕は最後までホテル業には向いてなかったのかも知れないな〜。だってお客様に感情移入して、余計なおせっかいまで言ってしまうし・・・」

と、思ったのでした・・・。

翌日、ミスターせばっしゃんがしきりに「ミスターエコ助によろしく伝えてくれ。必ず5月には戻ってくると伝えてくれ」と言いながら、エコ通Sを出ていたことをスタッフの人から聞きました。

エコ通ステーション閉館まで残り5カ月余りとなった、まだ肌寒い春の事でした・・・。

ミスターせばっしゃん ハズ ゴーン!

昨日の日曜日は、とても暖かくて、すっかり春めいた陽気となりましたね。エコ通ステーション窓口スタッフのエコ助です。皆さん、春に向けての準備は万端ですか?・・・d(^O^)b

エコ助は、昨日はラン仲間と、桂川沿いの道を走って、嵐山の渡月橋に行ってきました〜・・・\(^o^)/

というのも、実はエコ通ステーションの常連のお客さん達から、バレンタインデーに、チョコレートをいただいたので、そのお返し買いに行ったのです。嵐山界隈には、おしゃれなお店がたくさんありますからね〜・・・。

迷った挙句、今回は北山通りに本店がある今大人気の洋菓子店「MALEBRANCHE(マルブランシェ)」の嵐山店でチョコレートを買いました\(^o^)/

これで、今週のホワイトデーのお返しは万全ですね・・・d(^O^)b

さて、今日のお話は、エコ通ステーションの四階にあるディリーアパートメント(ゲストハウス)「御池IVY」のお客さん「ミスターせばっしゃん」にまつわるお話しです。

ミスターせばっしゃんは、中年のドイツ人男性で、とても陽気で笑顔の素敵な「御池IVY」の常連さんなのです。彼は、年に二回程、仕事で日本にやってきて、御池IVYに長期滞在されるお客さんなのです。

仕事は、日本の古書を買い集めて、ドイツのベルリンを拠点に古書の販売をする仕事をしています。よって、古書店の多い京都は、絶好の仕入れ先エリアなのだそうです。

実は、ミスターせばっしゃんには、離婚した日本人の奥さんと男の子がいて、母子で京都市内に住んでいるのです。そして、古書の仕入れを兼ねて日本にやってきては、元妻さんと息子さんに会うのを、とても楽しみにしているのだそうです。

「ミスターエコ助、これが僕の元妻と息子なんだよ。別れて暮らすのは寂しいけど、僕の自慢の息子なんだ」と、元の奥さんと可愛い男の子が映った写真を見せて、しみじみとした口調でいろんな話をしてくれました・・・。

そんな彼が、去年の夏に御池IVYに滞在していた時、「8月末にドイツに帰るけど、今回仕入れた商品を、少し日本で保管しておきたいのだが、お店のロッカーをレンタルさせてくれないか?もし可能なら、君に契約の手続きをして欲しいのだが」と訊ねてきたのです。

勿論、ロッカーのレンタルは大歓迎なので、僕が窓口となってロッカーの半年間の長期レンタルの契約の書類を作成して、彼との間に、無事契約が成立しました。

そして、ミスターセバッシャンは、まだまだ残暑の続く京都を去り、ベルリンへと帰っていったのでした・・・。

そして、それから半年後、ミスターセバッシャンは今年の2月にまた、京都に舞い戻ってきました・・・。

髭ズラに、いつものこやかな笑顔を浮かべ、フレンドリーに手を差し出してきて、再会の握手を交わしました・・・。

「ミスターエコ助、元気そうでなによりだ・・・。」と言いながら、大きな手をしっかり握って、お互いの健康を確認しあったのでした・・・。

今回の来日で、ミスターせばっしゃんは、これまでの古書以外にも、新しく日本の着物の古着も取り扱うことに決めたらしく、東寺さんの弘法市や北野天満宮の天神さんに、せっせと出かけたりして、着物の古着の仕入れに精を出していました・・・。

楽しそうに、毎日エコ通ステーションを出入りする、ミスターせばっしゃんを観ていた時「ひょっとして、彼はエコ通ステーションと御池IVYが今年の7月20日に閉館するのを知らないのでは・・・」と思い至りました。

何しろ、日本語の閉館の予告ちらしは館内のあちこちに貼っていますが、日本語が読めない彼は、閉館について何も知らされてないのでは・・・。

そこで、ある日、朝の散歩から帰ってきた彼に、こう切り出しました・・・。

「ミスターせばっしゃん、ドゥ ユー ノウ ダッタ・・・・。」

長くなるので、続きはまた次回に・・・・

「梅」の話題2題

早くも、もう3月に入りましたが、既報通りエコ通ステーションの閉館までアト残り4ヶ月半となりました・・・(ToT)

それにもめげず、日々元気に受付窓口のお仕事に精を出しているエコ助で〜す

エコ通の常連さん達から「本当に閉館するの?」「困ったな〜」「別の場所で再開する予定はないの?」などと、閉館を残念がるお言葉が、数多く寄せられています。その度に、エコ助は「申しわけありません」「ご迷惑をおかけします」とお詫びしていますが、同時にエコ通ステーションが、本当に皆さんに愛されていたんだな〜と実感しています。

「エコ通勤」の理念と共に、ランナーさんやバイカーさんにとっては、大変貴重な施設だと改めて認識しております。そう思うと、やはり残念さ、無念さが改めて、ひしひしと胸にこみ上げてきますね〜(-_-;)

残り4ヶ月半、最後のお客様のお背中をお見送りするまで、エコ助はエコ通ステーションの窓口で頑張りたいと思っています・・・

さて、今日は「梅」の話題をふたつ、お届けしますね・・・d(^O^)b

先週の土曜日、エコ助はラン友達と一緒に、城陽市の青谷地区で開催されている梅祭りに行ってきました〜・・・。

城陽は、高級梅「城州白」の産地として、日本中に名前が知られている有名な梅の実の生産地です。

毎年2月の後半から3月中旬にかけて、青谷地区の梅林で「梅祭り」が開催されています。エコ助は去年もこのお祭りに行って、とてもよかったので、また今年も走って行ってきました。

城陽は昔から、「奈良から五里 京都から五里 五里五里の里」と言われており、エコ助の自宅マンションからは24キロのところにあります。

京都奈良間が丁度45キロあるので、フルマラソンウルトラマラソンの練習にはちょうどよい距離なのです。府道70号線が、城陽寺田と木津上狛の間を繋いでいて、車の通行も少ないので、とても走り易いですよ。

エコ助たちの今回のランコースは、まず、東福寺から稲荷山越えで山科に出て、山科川沿いの土手道に出ました。その後、山科川の土手道を軽快に走り、六地蔵から宇治川沿いの土手道を走り、宇治橋に到着・・。宇治市内からサンガタウン城陽を経て、城陽長池に到着し、梅祭り会場に向かいました・・・。距離にして30キロでした・・・。

梅林の間を縫う道沿いには、花をつけた梅の木がにこにことエコ助たちを迎えてくれました〜d(^O^)b

梅祭りの会場では、食べ物販売ブースや、お土産ブースがあり、お土産ブースでは、青谷の梅の実を使った梅製品、たとえば梅ゼリーや梅酒等がたくさん売られていました・・・。

そして、エコ助たちの本来のお目当ては・・・・実は、これなのです!

青谷名物の「梅うどん」で〜す^_^;

このうどん自体も非常においしいのですが、青谷の梅干しはきりっとした「すっぱさ」が大人気で、そのすっぱい梅の実とうどんの出汁が実によく合うのですd(^O^)b

梅の花自体は、鑑賞用の梅ではないので、目を見張るほどのものではありませんが、ここの梅干しは実に美味しいのです。この梅うどんが食べたくて、36キロも走ったわけです・・・。

今年の梅祭りは3月20日(月)春分の日まで開催されています。是非梅うどんを食べに行かれてはいかがでしょうか・・・。

ちなみに、ロードバイクのサイクリストさんたちもたくさん、来られていましたよ^_^;

そして、もうひとつ、観賞用の梅を観るのなら、京都市伏見区の城南宮の「しだれ梅と椿まつり」がお薦めです。

エコ助は日曜日に一人で走って観察に行ってきました〜・・・d(^O^)b

自宅マンションから城南宮までは10キロもないので、ちょっと遠回りして、走って行きました〜・・・。

曲水の宴で有名な、城南宮の神苑に咲150本のしだれ梅が丁度今満開で見頃を迎えていました。

まさに咲き乱れるピンクの花びらと、清楚な白い花びらのコントラストが、目を見張るほどの美しさでしたよ^_^;ちなみに見頃はアト一週間ほどだと思います。来週の土日ぐらいなら間に合いそうですよ。入園料は一人600円です。

食べる「梅」なら「城陽青谷の梅祭り」、めでる「梅」なら、伏見の「城南宮のしだれ梅まつり」・・・と、それぞれ違った「梅」の楽しみ方ができた週末でした〜・・・d(^O^)b