閉館のご挨拶

長らくのご愛好、誠にありがとう御座いました。
本館は、建物の老朽化に伴いまして、2017年7月20日をもって閉館させて頂きました。

運営に携わって頂いた皆様、そして何より、ご利用頂いた皆様、今まで本当にお世話になりました。
ありがとう御座いました。

今後も、ランニングやサイクリングの発展に係わり続けたいと思っておりますので、また何かしらイベントなどでお会いすこ事があるかもしれません。
今後とも、よろしくお願い申し上げます。

ECO通STATION運営会社 NPO法人フリーダム 理事長 今居英和

みなさん、さようなら〜(T T)/~~~

いよいよ明日を持ちまして、エコ通ステーションは全面閉館となります。アト一日ありますが、今日はみなさんにお別れのご挨拶をさせていただきます・・・。

今日も、月極めのお客さんの何人かが、レンタルロッカーなどの荷物整理に訪れていらっしゃいました。そして、帰り際は、丁寧なご挨拶をいただき、そのアト「残念やね〜」とか「寂しいね〜」とか、おっしゃりながら、エコ通を去って行かれました・・・。

エコ助は、調度2年前の夏から、エコ通ステーションのスタッフに加えていただき、お客様に大変お世話になりました。と同時に、ランナーさんやサイクリストさんたちとの、触れ合いや情報交換もさせていただき、とても楽しい二年間でした。

また通勤途中に寄っていただくお客様たちとも、毎朝笑顔で接していただき、皆さんには本当に元気を頂きました。ありがとうございましたこの場を借りまして、深く深く感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。

それに、四階のアイビー御池のお客様で、台湾、中国、東南アジヤ、ヨーロッパなどのお客様と、身振り手ぶりを交えながらも、何とか、コミニュケーションを図ろうとしたことも、楽しい思い出のひとつです。

特にビジネスで長期滞在のドイツ人のお客様のSさんとは、けっこういろんなお話をさせていただき、とても印象深く残っております。実はこの時の体験は、エコ助の別のプライベートブログで、詳細な記事にしたのでした・・・^_^;

勿論、いな事や苦しかったこともありましたが、今となっては、お客様たちとの楽しかった思い出の方が多くて、エコ通ステーションとそのお客様たちに対する感謝の思いで一杯です。

明日の午前中を持って、エコ助はエコ通ステーションを去り、就活の日々に突入しますが・・・・(-_-;)。

ところで、今日、何人かのお客様と、こんなご挨拶をさせていただきました。

「また、どこかのレースで再会できたらいいですね。それを楽しみに、僕はまた京都の街を走り回ります。きっとどこかの大会で、またお会いしましょう!」
「うん、わかった!エコちゃん、それなら、たくさんの大会に申し込みしてね」
「・・・・」

そう言えば、明日から来年の京都マラソンの申し込みが始まりますね。エコ助は去年落選しましたが、今年は何だか当選しそ〜な予感がします。エコ助が来年の京都マラソンを走っているのを見かけたら、皆さん応援してくださいね。

え?エコ助の顔を知らないから、応援したくてもできない、って?

多分、その時、エコ助はエコ通ステーションのマークが胸に入った、スタッフ用ポロシャツを着て走っていると思いますよ・・・d(^O^)b

では、みなさんお元気で!d(^O^)b

アルマイトの給食器の件その他

いよいよエコ通ステーション閉館まで、残り10日となりました・・・(ToT)

時々お客さんから「あと少しやね〜・・・」とか「もうすぐお別れの時が来るね〜」と言われるたびに、ちょっと涙ぐんでしまうエコ助なのです・・・(ToT)

エコ助がこのブログを担当し始めてから約一年半になりますが、あまり更新できずに、なかなかエコ通ステーションの事や京都の事をご紹介できずに終わってしまいそうです。それだけがちょっと心残りになりそうな気がしますが、も〜決まったことですから、今更ぐちっても仕方ないですね・・・(-_-;)

前回も書きましたが、事前の予想に反して、閉館前に契約を解除されるお客さんは、それほど多くなく、多くのお客さんが「エコちゃん最後までお付き合いするよ」と励ましてくださいました・・・。

でも、やはりさすがにここまでくると、お客様たちも、エコ通閉館後の駐輪場や通勤ランの方法などを具体的に模索されてるご様子で、毎朝お顔をだされていた常連さんも、お顔が拝見できない日が増えてきました・・・。

例えば、通勤ランのKさんに「最近時々ご来店されないようですが、体調でもお悪いのですか?」と質問すると「エコちゃ〜ん、何ゆ〜てんねん、エコ通さんがなくなったアトの通勤コースを検討してるんやで」「すみませ〜ん!」とかね・・・。

あるいは、イタリアンレストランの店長のMさんに「ジテ通のスタッフの方々の駐輪スペースは見つかりましたか?」とお聞きすると「かなり、やばいよエコちゃん・・・。この近所には、そんなまとまった数の駐輪スペースを月極めで確保できるとこなんてないしね〜・・・。今、ある空き地所有の地主さんと交渉中なんやけど・・・」「すみませ〜ん!

そんな感じです・・・(-_-;)

今日の朝方の雨が上がって、通勤ランやジテ通には持ってこいの日だったのですが、来店されるお客さんの数は三分の一程度って〜感じでしたね〜・・・やはり寂しさは、誤魔化せませんね〜(-_-;)

暗い話ばかりだと、申しわけないので、京都の話題を・・・。

今日から、京都市の中心街の鉾町では、前祭りの鉾立が始まり、それに伴う交通規制も始まりました。今年の前祭りは、宵々山、宵山山鉾巡行と三日間もお休みに当ります。かってない人出と賑わいになりそうです。

以前から、エコ助が観察ランで、ご報告してました、東寺さんの池の蓮が今見頃を迎えています。

東寺さんだけではなく、市内の花蓮のあるお寺も殆どが、見頃を迎えたようですよ・・・。

これは↓は先週末夏期暁天坐禅会緑陰講座が開催された建仁寺の庭の蓮です・・・d(^O^)b

さて、先日エコ通ステーション内に流れるFMαステーションの番組の中で紹介されてたのですが、今年1月、これまで京都市内の小学校で使われていたアルマイトの給食用食器が、和食メニューにふさわしくないとかで、全面的に廃止されることになったらしいのです。

そこで、数十万個のアルマイトの食器の廃棄処分に困った京都市は、下京区にある「京都市学校歴史博物館」で販売することにしたらしいのですが、それが大人気でたちまち最初の販売分180セット(4個組で専用の袋入り)が完売したのだそうです。

現在再入荷分が販売されていますが、これも大人気で、飛ぶように売れているそうです。

勿論エコ助も、学校博物館に行って、購入してきました〜\(^o^)/

ワンセット300円ですから、とても安いし、それに軽くて丈夫で、とても気に入りました。これ以来エコ助は、毎晩このアルマイトの食器で、ご飯を食べているのです・・・d(^O^)b

アルマイトの給食器に興味ある方は、京都市学校歴史博物館のホームページにアクセスしてみてくださいねd(^O^)b

京都市学校歴史博物館の公式サイトはこちらです⇒ 京都市学校歴史博物館

すっかり京都は夏準備d(^O^)b

いきなり、梅雨前線が北上して、太平洋高気圧が一気に張り出し、急激に夏の暑さがやってきた京都ですが・・・エコ通ステーションん受付スタッフのエコ助は今日も元気に、ラン通勤、自転車通勤のお客様をお迎えしましたよd(^O^)b皆さん、暑さにめげず、お元気にされてますか〜・・・!

例年だと、梅雨明けまでは、さすがに熱帯夜にならないのですが、今年はもうすでに熱帯夜が何度かありましたね。こ〜なると、梅雨明けしたアト、今年の夏がどれだけの暑さになるのかちょっと心配になってきますね・・・。

今朝、トライアスリートのOさんがいつものように通勤ランで、汗まみれでエコ通ステーションにやってきた時「Oさん、今朝はさすがに暑かったでしょう?」とお聞きしたら「はい、も〜真夏の暑さでした。ただちょっと違うのは蝉の声が聞こえないだけです」とおっしゃってました・・・。な〜るほど^_^;

ジテ通のKさんは、エコ通に駐輪したアト、出勤のためドアを開けて、外に出ようとしたので「Kさん、今日は暑いですよ〜!お気をつけて!」と声をかけると「うん、エコちゃんありがとう・・・。ところで、梅雨さんはどこに行ったのかね〜・・・」と言いながら、顔を左右に降って、マジ顔で、梅雨を捜されていました〜\(^o^)/

同じくジテ通のTさんが、駐輪されたアト「この中は涼しいね〜・・・エコちゃん。外に出るのが嫌になっちゃうよ〜」と言いながら、しばらく店内の展示商品を観ておられたのですが、「おや、このシャツも500円?」と、展示されてた閉店セールのシャツを手にされました。

「え〜、勿論!何せ閉店セールですから」とエコ助がお応えすると「消費税込みかい?」「え〜消費税もサービス料もエコ助の笑顔もすべて込みですよ!」と調子に乗ってハイテンションで説明すると・・・「ほな、これもらうわ!」とお買い上げいただいたのでした〜・・・d(^O^)b

暑さのおかげで、エコ通のエアコンで寛いでいただいたTさんに商品をお買い上げいただき、「暑さ」もタマにはえ〜事もあるな〜・・・と、思ったエコ助なのでした・・・^_^;

さて、7月に入って、いよいよ京都は祇園祭の準備が始まりました・・・。7月2日のクジ取り式から始まり、前祭り、後祭りを経て、月末の神輿洗いの儀まで、約一ヶ月間かけて、京都祇園祭が実施されます。四条通りにはすでに、祇園祭りの提灯が飾られて、祭りの雰囲気を盛り上げていました・・・。

前回の記事でもお知らせしましたが、市内の花蓮が順調に咲き進んでいますよ。

エコ助は観察ランで、東寺さんと東本願寺さんの蓮の花を観察していますが、東寺さんの蓮は、アト一週間で満開を迎えそうですよd(^O^)b

東本願寺さんのお堀の蓮は、満開までまだ時間がかかりそうですが、薄いピンクの蓮がとてもきれいに咲いています。

今、台風3号が接近中で、その後、梅雨前線がどんな動き方をするかで、天候が大きく左右されそうですが、どちらにしても、京都の梅雨明けは平均7月20日前後で、丁度祇園祭りの前祭りの山鉾巡行の時期と重なります。そして、今年は、その梅雨が明けそうなタイミングで、エコ通ステーションは閉館することになります・・・(-_-;)

このブログの読者の皆さんとも、その時で、お別れすることになりますね。とても寂しいですが、アト何回か、記事をアップしますので、最後までよろしくお願い致します

寂しいお別れ

(エコ通ステーション近所の御池通りの白紫陽花)

6月7日の梅雨入り宣言後も、なかなか雨が降らずに、逆に「水不足」が心配されましたが、ようやく先週の水曜日の大雨をきっかけに、梅雨らしい曇り空が広がるようになりました・・・^_^;

ただ、先週の水曜日以降、雨が降ったのは、昨日日曜日の夕方からだけで、今日月曜日は、また青空が広がっています。みなさん、そんな空梅雨気味の中、お元気にお過ごしですしょうか?

エコ通ステーションの窓口スタッフエコ助で〜す\(^o^)/

それでも、今週の京都は、明日火曜日から、週末の金曜日まで傘マークの予報になっています。やはり、さすがに梅雨です。梅雨前線が北上して、本格的な梅雨空が近いようです。それに、6月の前半は割と涼しい日が多かったのですが、最近は最高気温が常時30℃を超えるようになり、段々蒸し暑さも増してきましたね・・・(-_-;)

そんな中、エコ通ステーションでは、7月20日の閉館に向け、閉館準備が粛々と進んでいます。

6月から始まった「閉店セール」では、サイクルジャージ、サイクルグッズ、ラングッズ等が信じられない値段になり、飛ぶように売れましたが、まだまだ掘り出し物がたくさん残っていますので、皆さん、是非閉店セールで、お得なグッズをお求めくださいね。

7月の20日閉館に向けて、予想していたより、解約希望のお客さんが少ないと、先週のブログで書きましたが、それでも、やはりここに来て、さすがに解約希望のお客様が数人いらっしゃいました。

山歩きの人で、通勤ランでそのトレーニングをされていたOさん、ジテ通の女性ランナーで、レースに出られるたびに、いろんなお話を聞かせてくださったYさん・・・・。そして、エコ通ステーション内に、事務所を開設されておられたMさん・・・。

Mさんは、世界を股にかけて活躍された元プロロードレーサーで、事務所の移転に伴い、Mさんやスタッフのみなさんともお別れすることになりました・・・(ToT)

Mさんは何故か、エコ助と同じ広島カープのファンで、Mさんとカープの話しをするのがエコ助はとても楽しみだったのですが・・・。

関西では貴重なカープファンであるMさんともお別れすることになり、エコ助は寂しい限りです・・・。

特に昨年に引き続き、今年も絶好調なカープだけに、今後は誰とカープ談義をすればよいのでしょう・・・。周りは阪神ファンばかりだし・・・。とても残念です・・・(ToT)

このように、寂しいお別れもありますが、それでも、多くのお客さんが「エコちゃん、エコ通さん最後の日まで、頑張ってね」とか「最後の日まで利用させてもらうからよろしくね」とか励ましてくれています(ToT)

エコ助は、こんな優しいお客様たちに出会えてとてもしあわせです。

残り25日足らずですが、最後まで一生懸命、お客様の為にお世話させていただきたいと思うエコ助なのでした・・・d(^O^)b

(東寺さんの境内の蓮の花)

閉館までアト一ヶ月

みなさ〜ん!お元気ですか〜。エコ通ステーション窓口スタッフのエコ助ですd(^O^)b

いよいよエコ通ステーションの完全閉館まで、残り一ヶ月となりました。当初の予想では、三か月ぐらい前から、月極めのお客さんの解約が相次ぎ、ビジターのお客さんも殆ど来られない、閑散としたエコ通ステーションを予想していました・・・。

ところが、実際には、確かに解約されるお客さんも何人かいらっしゃいましたが、殆どのお客様がまだエコ通をご利用して下さってます。本当にありがたくて、エコ助涙が止まらない感じです・・・(ToT)

ある女性のお客様は、「エコちゃん、閉館は仕方ないけど、私は最後の日まで、エコ通さんを利用させてもらうからね。よろしく頼むよ!」と逆に応援してくださいました。

また、あるお客さんは「残念やけど、ここまで本当にお世話になりました」と、頭を下げられて、エコ助は本当に困ってしまいました。だって、お客さんにご迷惑をかけたのは、エコ通の方なのですから・・・。

残り一ヶ月、お客様達との最後の貴重なふれあいの日々を、大切に過ごしたと思う、エコ助なのです・・・

また、ランステ(ロッカー&シャワー)ご利用のビジターのお客様の御来店も、増えてきております。週末は勿論のこと、平日でも、何組かランステご利用のランナーさんが来店されます。

あるビジターのお客様にお話しをお聞きしたところ「以前から興味があったのに、なかなか利用できなかったのですが、閉館されると知って、慌ててきました」という方もいらっしゃいました・・・^_^;

本当に皆さん、ありがとうございます

さて、大阪マラソン神戸マラソンと抽選結果が出ましたが、エコ助の周りには、神戸マラソンを当選した友達は、何人かいますが、大阪マラソンについては、当選者は皆無です。今年はよほど、倍率が高かったのでしょうか・・・。

エコ助は、6月14日(水)奈良マラソンのネット申し込みに挑戦しましたが、一度も申し込み画面に接続することなく、締め切りとなりました〜・・・(-_-;)

奈良マラソンも年々、申し込みが厳しくなってきましたね・・・。もう受付順というのでは間に合わないよ〜な気がしますので、他と同じように、抽選だけにした方が分かり易くて、諦めもつくのでは・・という気がしますがいかがでしょうか?

奈良マラソンの場合は、ネットでダメな場合、申込用紙の郵送受付もあるので、早速、申し込み用紙を請求しました。この場合は抽選になるのですが、当たって欲しいと心の底から思います。

そして、そのアトはいよいよ京都マラソンですが、7月20日(木)募集開始です。エコ助は四年連続当選のアト、去年外れたので、今年は是非満を持して申し込みしよ〜と思っていますが・・・抽選なので、ど〜なることやら・・・(-_-;)

さて、最後に、前回で最終回を迎えたマラソン「青山ひろし35歳の春」はいかがでしたでしょうか。楽しんでいただけましたか?

閉館までアト一ヶ月ありますので、もう一本別の小説を連載してみてもよいのですが、いかがでしょうか?

青山ひろし35歳の春最終回

しかし、結局、部長はその年の京都マラソンを走ることはなかった・・・。

いや、その年だけではなく、その先も永遠に大会に出ることはなかったのであった・・・。あおやまひろしが、代走の件を申し出たその日の夜に、部長は血を吐いて倒れたのであった。肺癌であった・・・・。

あれから5年が経った。今年もあおやまひろしは京都マラソンの出場申し込みをしていた。

いよいよ来週はレース本番である。厳しい京都の冬はようやく峠を越えようとしてた。

あおやまひろしは今日も鴨川河川敷を走った。初春と呼ぶにはちょっと冷たい過ぎる河川敷の風に吹かれながら、あの当時の事を思い出していた・・・・。

「来週はいよいよ京都マラソン本番やな〜・・・・。毎年この季節になると思い出すけど、五年前の春、取引先の部長はんに大会出場を譲ったけど、結局、走られへんやっかったんや・・・。出場権を譲ります、ゆ〜て申し出た日に倒られはって、土方はんから連絡をもろ〜て、実は部長はんは肺癌やったことを知らされたんや・・・・。

広島の本社への転勤も、余命を家族と共に過ごさせようという会社の計らいやったんや・・・・。部長はんは、自分がもう走れる体やないことを知って、わしに完走させようと一緒に練習してくれてたんや・・・。

倒れはった次の日に病院に見舞いに行ったら・・・。

「せっかくの申し出だったけど、僕はも〜、走れる体やないんやから、是非あおやまくんに走ってもらいたい。君が走れば、一緒に練習をした僕が、一緒に走っているのと同じだよ」

と泣きながらゆ〜たはった・・・。アトで、わしが完走したことを連絡したら、心から喜んでくれて、よ〜やった、よ〜やったと、電話口で泣いてはったがな・・・・。結局あの年の夏に部長はんは、家族に看取られながら亡くなったんや・・・・。ほんまにえ〜人やったな〜・・・・。」

「あれから5年経ったけど、やっぱり今年も部長はんの事を思い出してしまうがな・・・・。京都マラソンを走ってると、なんかいつも部長はんと一緒に走っているような気がすんねんな〜。あおやまくん、もっとスピードをあげよう、とか、給水を取ろうとか、耳元で言うてはるような気ぃがすんねん。

ひょっとして、本当にわしのそばを走ってはんのかも知れへん・・・白装束着て・・・。って〜想像したら、ちょっと気色悪いがな・・・。それほどあのお人は、走るのが好きな人やった・・・・。本当に、京都マラソンを最後に走りたかったんやろ〜な〜・・・。」

もし、部長がまだ生きていれば、いつかは当選して走れたのであろうが、部長はもうこの世の人ではなくなったのであった・・・・。

「京都に春を呼ぶ京都マラソン」と呼ばれる大会は、また今年も開催される・・・・。

おわり

(一部、代走行為に賛同するかのような表現がありますが、あくまでも代走はルール違反であり、物語上の流れで、そのような表現になりましたが、作者も代走行為は許されないと考えております)