東寺「春の特別展」

京都市内では、やっと桜が満開を迎えようとしていたのに、先週末は雨が降り続いて「菜種梅雨」となりましたね。皆さんは、それでも、週末何とかお花見行かれたのでしょうか?

今朝、城陽市から自転車で、エコ通に通勤バイクで来られた常連のお客様は「エコちゃん、昨日は八幡の背割りの桜を観に行ったけど、満開だったよ」と言われてました〜・・・d(^O^)b

今日は雨も一休みでしたが、明日は一日中雨が降り続きそうですね・・・(-_-;)花散らしの雨にならねければよいのですが・・・・。

さて、エコ助のラン仲間のSさんから頼まれて、今回は「東寺の春の特別展」のご案内をさせていただきますねd(^O^)b

東寺は、言わずと知れた、平安時代初期、唐から真言密教の教えてもって帰られた、弘法大師空海さんのお寺として有名です。かって平安京の玄関口であった「羅城門」の東にあるので「東寺」と呼ばれていますが、正式には「教王護国寺」と言います。

平安京が作られた当時から、その場所を変えてないお寺なので、平安京の地理を推定する際の基点とも言われ、平安時代からの様子をそのまま、今に伝えています。

つまり「東寺は当時から東寺だった」・・・って〜わけですね^_^;

特に、55mという日本一の高さを誇る五重塔は、新幹線からもよく見えるので、京都のランドマークタワーとして、他所から来られた方にとっては、京都を象徴する建物でもあります。

ただし、この京都のランドマークタワーについては「京都タワー」を揚げる人も多く、一部の人の間では、京都のランドマークタワーは「東寺の五重塔」か「京都タワー」かで、論争となっているそうです。エコ助は断然「東寺五重塔派」ですけどね・・・^_^;

さて、その東寺では、春と秋に特別展が開催されていますが、今年の春の特別展は、3月20日に開会し、5月25日まで開催されます。

今回の宝物館のテーマは「後七日御修法(ごしちにちみしほう)−弘法大師空海の宝物」で、真言宗の最重要法要行事の「後七日御修法」で使用される、密教法具などが多数展示されています。

一般にはあまり知られてない行事ですが、空海さんが唐から持ち帰った様々な密教法具は、密教マニアの間では、垂涎の的となっている超人気の国宝なんだそうです・・・。

ネットの画像

五重塔がそびえるエリアにある常設の金堂・講堂エリアと、修復が終わって三年ぶりの公開となった塔頭寺院の「観智院」それに宝物館、それぞれの拝観料が各500円ですが、共通割引チケットだと3カ所拝観できて1000円だとの事です。

尚4月28日からは、五重塔の初層が公開されるので、それ以降は、閉展の5月25日まで、共通チケットは1300になるそうです。

ちなみに、昨日、エコ助は朝ランで、東寺に行ったのですが、有名な東寺の不二桜は、今丁度満開でしたよd(^O^)b