日本で唯一の回転式神社!

みなさ〜ん、こんにちわ〜d(^O^)bエコ通ステーションの窓口スタッフのエコ助です。

先週の寒さがやっとやわらぎ、先週末は気温も上がり、ちょっとほっとしましたね。エコ助も、1月中旬から長引いた風邪もすっかり完治し、元気にエコ通の窓口に坐れるようになりました・・・\(^o^)/

エコ助がよくランニングに行く、梅小路公園の梅も、こんな感じで順調に開花していました。

紅梅は8分咲きで、白梅が5分咲き、という感じですかね〜・・・。雪が降って、とても寒い日々が続いたのに、梅の木はきちんと、開花作業に頑張っていたようです。梅の花は、桜の花に比べれば、ちょっと地味ですが、本当に、健気で気品のある花だと思います。エコ助はどちらかというと、この梅の花の方が好きですね〜・・・^_^;

梅が開花すると、次は桃の花が咲いて、そのアトはいよいよ桜の花が咲き始めますね・・・。この初春から春にかけての、開花リレーの時期は、本当に胸がわくわくして、嬉しさに、ついついそわそわしてしまいますね・・・d(^O^)b

さて、今週の金曜日はいよいよ節分です。春に向かって、いよいよ季節の移り変わりが加速しますね。その節分に関して、京都には不思議な神社があります。先週予告した通り、今日の話題はそんな「不思議神社」のお話しです。

最近では節分と言えば、恵方巻が有名になりましたが、この恵方というのは、その年の「歳徳神」という神様がいらっしゃる方向のコトなんです。その方向に向かって太海苔巻きを食べる、という習慣は、実は明治時代に大阪の海苔商業組合が広めたそうなんです・・・^_^;

しかし、恵方参りという風習そのものは、昔からあった日本の伝統行事なのですよ。

京都の二条城のお堀の南側に「神泉苑」という小さな池があります。そこは、昔宮廷の貴族たちが、船遊びをしていたと言われる池で別名「御池」と言われており、地名にもなっています。

その神泉苑の境内の中に小さな祠が祀られているのです・・・。

このお社は、高さ1メートルほどの丸い台座の上に載ってるだけで、大人二人分の力で、ひょいと持ち上げられるぐらいの大きさなのです。で、新しい年を迎えると、その年の恵方の方向に向かって向きが変えられるのです・・・。

だから、このお社に向かってお参りをすれば、自動的にその年の恵方に向かって「恵方参り」が出来る、という日本に唯一ここにしかない、回転式神社という優れものなのです・・・。

今年の恵方は、北北西の方向なので、お社は南南東の方向に向いています。このお社に向かってお参りをすれば、自動的には北北西の方向いらっしゃる「歳徳神」様にお参りすることになるわけです。

もうひとつ、堀川通の一条戻り橋そばにある「晴明神社」の境内にある湧水「晴明水」も、その年の恵方の方向に水の湧き出る口が回転します・・・。

つまり、その年の恵方から水が湧き出ることにより、縁起のよい「吉祥水」になる、という事のようです。

恵方神社のお社の向きも、今年の恵方に向き、晴明神社の晴明水の湧口も、恵方に向けば、アトは、節分当日を待つだけです。

京都では、市内の神社やお寺で節分祭や節分会が開催されますが、むかしから有名なのは、御所の裏鬼門の方向にある「壬生寺」と表鬼門の方向にある「吉田神社」が有名です。節分当日には、この二社を結ぶシャトルバスも運行されます。

夏祭りと違って、この冬のお祭りは、春を待ち望む庶民の気持ちが素直に表現された感があります・・・。独特の情緒としっとりとした風情があり、エコ助も大好きなお祭りなのです。

エコ助の住まいからは、壬生寺が近いので、毎年壬生寺にお参りするのですが、今年は久々に吉田神社にもお参りしてみよ〜かな〜と思っています・・・^_^;