新しい「京都遊び」の提案

京都では、先日の3月17日木曜日、いきなり春がやってきたような陽気となりました〜\(^o^)/

それまでは、毎日寒くて、本格的な春がいつやってくるのかな〜・・・と、ちょっと落ち込み気味だったのですが・・・(-_-;)

その日は朝から快晴で、どんどん気温が上がり、本当に気持ちのよい陽気で、最高気温は20℃まで上がりました。

そんな朝のことでした・・・。

いつものように、エコ助がエコ通の受付に座っていると、30歳台とおぼしき女性のビジターのお客様が入店されて「クロスバイクを借りたのですが・・」とおっしゃいました。

いきなりのことで、エコ助は「あ、はい、ありがとうございます!」と、ちょっとうろたえてしまいました(-_-;)

というのも、エコ通をステーションには、レンタル用にスポーツバイクが5台あるのですが、正直言うと、エコ助はまだレンタルバイクのお客様の対応をした経験がないのでした・・^_^;

時々、外国人観光客の方が「バイスクル レンタル オーケー?」とか言いながら、お店に入ってくることはあるのですが「ウイ ハブ スポーツバイスクル オンリー」とか片言の英語でお答えすると「オーノー」といいながら、大概向かいの自転車屋さんのほうに行かれるのです・・・^_^;

土日には、日本人のお客様で「スポーツサイクルレンタル」を希望されるお客様は時々いらっしゃるようですが、何せエコ助は、基本平日シフトなので、一度もバイクレンタルの業務をした経験がないのです・・・^_^;

何とか上司のNリーダーに助けてもらいながら、レンタル手続きを済ませ、そのお客様は、小春日和の京都の街にお出かけされたのでした。それも、とても軽々と、いかにもスポーツバイクに乗り慣れている・・・という感じでした。

2時間後、そのお客様はお店に戻られました・・・。

「とても、楽しかったですよ。ありがとうございました」と言われるので、嬉しくて、ついいろいろ細かなことをお聞きしてしまいました。

すると、そのお客様は、大阪の枚方市から電車で来られて「相国寺承天閣美術館」の日本画家「岩澤重夫展」に行かれる途中で、あまりに春の陽気が気持ちよさそうだったので、自転車に乗りたくなって、途中下車されて、エコ通ステーションに来られた、とのことでした。

「途中京都御所に寄って、桃の花を見て、それから承天閣美術館に行ったの。私、日本画大好きだから」と、少し頬を赤らめて、さも嬉しそうにおっしゃいました。

それを聞いてエコ助は「サイクリストは、ランナー以上に春への憧れが強いんだな〜・・・。春の陽気に、自転車に乗りたい気持ちが抑えられない程に・・」と思いました。

それとエコ助は「スポーツバイク」が好きで「日本画」が大好きというそのお客様のセンスのよさに、同時に魅かれたました。清楚な明るさと知的な雰囲気のそのお客様はとても素敵な女性に見えました・・・。そんな素敵なお客様が、エコ助の「レンタルバイク業務」第一号であったことが、とても嬉しくかつ誇らしく感じました・・・d(^O^)b

京都には「国立京都博物館」を筆頭に市立美術館や近代美術館、エコ通ステーションのすぐ近所には「府立文化博物館」もありますし、民営の美術館も含めると、とてもたくさんの「ミュージアム」が京都にはあります。

軽やかにスポーツバイクに乗って、春の心地よい風を切りながら、京都の美術館や博物館巡りをする、というのも何だかとても新鮮な「京都遊び」ではないでしょうか・・・。

まさに「知性」と「感性」と「躍動感」のコラボレーションかも・・・・d(^O^)b