エコ助、英語で苦労する!

ますます冬めいてきて、随分寒さが増してきましたね^_^;

毎朝の通勤ランで出勤しても、まだ暗いエコ通ステーション界隈・・・。まもなく冬至を迎えますが、当分夜明けが早まることもなさそうです・・・(-_-;)

でも、エコ助はとっても元気ですよ。今日もお客様とお会いして、ご挨拶したり、お話しするのがとても楽しみなエコ助なのです・・・\(^o^)/

さて、エコ通ステーションのある建物の4階には、デイリーアパートメント「IVY(アイビー)御池」があります。デイリーアパートメントとは、短期滞在者用の賃貸ルームなのですが、IVYグループは市内に数カ所、このデイリーアパートメントを展開しています。実はエコ通ステーションを運営するNPO法人「フリーダム」が「IVYチェーン」も運営しているのです。

よって、エコ通ステーションと「IVYチェーン」は兄弟のような関係なのです・・・d(^O^)b

そして、エコ通の受付窓口は「IVY御池」の受付窓口を兼ねていますから、エコ助もIVY御池のお客様のチェックイン・アウトの手続きを代行しています・・・。

そして、「IVY」のお客様の多くは、台湾や中国(特に香港)、東南アジア諸国、ヨローロッバ諸国からのお客様が殆どですから、応対の時の言語は、英語が基本になります・・・。

だから、エコ通ステーションの受付スタッフは全員、英会話の達人!・・・って〜ことはなく、殆ど片言英語しかしゃべれません・・・^_^;

それでも、手続きや注意事項などの定型文は、ちゃんとマニュアルがあるので、それを宿泊のお客様に見せたり、読んだりすれば、事足りるのですが・・・。あと、足りない分や知らない単語は、ジェスチャーと表情で、何とか補って、コミュニケーションをとっています。

手続き上の定型文以外にも、道案内だとか、しばらく荷物を預かって欲しいなど、よく登場する話題についても、ある程度、普段から準備しているので、何とか会話ができます・・・。

エコ助も少しづつ慣れてきて、朝お客様がお出かけする時には、「Have a nice day!」とか「Where will you go today」といった簡単な、お声かけもできるようになりました。

そんな何気ないヒト言が、異国の地では、とても嬉しいようで、お客様はにこにこしながら「Thank you!」とか「Nijojo,kinkakuji and Enperor's house!」などと、返事をされながら、お出かけしていかれるのです・・・。

ところが、やはり日々の業務の中では、定型句やよく出る話題以外にも、いろんな話をしなければならないケースに出くわすこともあります・・・。典型的なケースが「クレーム」です・・・。

クレームにもいろいろありますが、例えば「バスタブの排水が悪い」とか「Wi-Fiがうまく繋がらない」だとかは、言われてる意味も分かるし、大概「Sorry! We will check soon 」等々で、その場をとりあえず納めることができます。ところが・・・。

先日起きた事なのですが、その日チェックアウト予定だった台湾の若い女性客で、彼女は午前中、鴨川にランニング行ったアト、IVYに戻って来られて、「貴社からのメールでは、チェックアウトは午後3時までと書かれていたが、本当にそれでよいのか?」と確認されたのです。

他のIVY各店は15時チェックアウトなのですが、「御池IVY」だけは10時までの決まりなので、何とかブロークン英語を駆使して、そう伝えました。すると「それはおかしい。だって事前に確認したのに・・・今さらそんな事を言われても、準備できない」と言われたように、思いました^_^;勿論、直接彼女の英語ではわかりませんが、表情や身振りで、そう判断したのです・・・^_^;

困った表情のお客さんを前に、エコ助も困ってしまったのですが、その時救世主が現れました。エコ通ステーションの2階に事務所を構える、元プロロードレーサーの「M」さんでした・・・。

Mさんは引退する前は、ヨーロッパなどのロードレースを転戦していた経歴の持ち主ですから、当然世界共通言語である「英語」も堪能だったのです。困った表情の僕を見つけて、Mさんはお客さんと話し始めました・・・。

とても流ちょうな英語でした・・・。

段々、お客様の表情が困った表情から、明るい表情に変わり始めました・・・。内容はともあれ、言葉がスムーズに通じることで安心できる、って〜感じでした。

一通り話し終えたアト、Mさんは「エコちゃん、どうやらIVYの本部が、他のお店のお客さんと間違えて、チェックアウトタイムを御池IVYの10時、ではなく15時までとメールに書いてしまったようだね〜・・・。でもお客さんは、それが決まりなら、急いでチェックアウトの準備をするけど・・・と、言われてるけど、ど〜する?」と通訳してくれました。

って〜ことはIVY側のミスですから、これ以上お客様にご迷惑をかけるわけにはいきません。すぐにNリーダーに連絡をして「うちのミスだからチェックアウトは15時まででい〜よ」という了解をいただきました。

その旨をMさんに伝えると、Mさんはうなづいたアト、お客様の方に振り向いて、再び流ちょうな英語で話し始めたのです・・。

こ〜して、この件は無事に解決したのですが、勿論Mさんには「ありがとうございました!」と何度もお礼を言いました。するとMさんは・・・。

「ははは、エコちゃん気にすることないよ。本当は僕は英語よりオランダ語の方が得意なんやけど・・・一番あかんのは日本語やけど・・・ははは」と冗談まじりに、さらっと受け流してくれました・・・。

「それにね、エコちゃん、うちの事務のWさんは、フランス語がとても上手いんだよ!フランス系の外資系企業で秘書をやってたぐらいだからね〜・・。とにかく、うちの事務所は僕も含めて仕事はイマイチだけど、外国の方とのコミュニケーション能力だけは抜群だから・・・ははは」と豪快に笑い飛ばされました・・・。

Mさんは、ロードレース業界では、世界的に有名な人らしいのですが、実はこんな気さくな、よい人なんですよ・・・^_^;

それはともかく、もっともっと英語の勉強を積んで、外国のお客様と自由に英語で会話ができるように頑張らねば!と決意したエコ助なのでした〜・・・。でもその後、全く英会話の勉強はしてませんけどね・・・^_^;